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Program

保育所等訪問支援

保育所等訪問支援とは?

保育園・幼稚園・小中学校・特別支援学校等に通っている子どもたちが集団生活で大きなトラブルなくのびのび過ごせるよう、訪問支援員(臨床心理士)が月2回程度を目安に通園・通学先を訪問し、お子様の状況の確認やサポート、先生方職員への助言を行います。

対象

足立区もしくは葛飾区に居住し、保育園や幼稚園、小中学校、学童に通っているお子様。

こんなお悩みありませんか?

先生方へ
Aくんには注意指定てもトラブルが減らない・・・関わりのヒントが欲しい
もっとBさんのことを相談したいけれど、ご家族とのコミュニケーションがうまくいかない
保護者の方へ
放課後等デイサービスを利用しているけど学校生活があまり改善せず困っている
学校生活等で困っている場面に直接介入することで、今すぐどうにかしたいことに対応できます(児童発達支援・放課後等デイサービスと併用可能です)。
療育を受けたいが施設への通所する時間がなくて困っている
保育所等訪問支援なら、通園・通学中に専門的な支援が受けられます。
クラスでなかなかうまくいかない・・・何かいい方法がないかしら
教室でもっと過ごしやすくなるように先生と協力していきたい
保育所等訪問支援なら、通園・通学中に専門的な支援が受けられます。

ご利用の流れ

支援準備 (入室/観察時間より30分前)

あらかじめ設定した時間(課題となっている行動が最も生起しやすい活動時など)の30分程前に訪問し、事前確認と最近の子どもの様子について簡単にヒアリングを行います。

教室で直接支援を行う(1~2時間程度)

観察もしくは直接の関わりによる支援を行います。なお、直接支援の内容は時期により下記のような流れを予定しています。

※保護者の同意を得て、写真や動画(他児の映り込みには配慮いたします)の撮影を行う。

アセスメント期(訪問1~2回目)

非参与観察を行い、教室設定や担当職員、本人と他児との関わりなどについてアセスメントを行います。訪問員は行動観察表を持参し、子ども本人の行動や周りとの相互作用について丁寧に記録します。

例)教室の外の廊下から自由遊び中のAくんの様子を1-2時間程度観察する。他児への関わり方や反応、保育士からの注意の様子について記録します(Aくんが髪を引っ張り、Sちゃんが泣く。担当保育士が大きな声でAくんを叱る)。また、そのほかの様子も記録に残します。

支援方法試行期(訪問2~4回目)

アセスメント期に得た情報から子どもの行動に関連する要因や強みに関する見立てを行い、訪問支援員が直接子どもへ関わって要因を変えていきます。関わりの結果(子どもや他児などの変化)を評価することが重要であるため、関わりながら観察も継続していきます。

例)自由遊び中のAくん、他児に挨拶をする。Sちゃんが来る前に、Aくんに「今日は何で遊びたいか?」「Sちゃんと遊びたい時にはどうするか?」など聞く。手持ち無沙汰になると無言でSちゃんの髪を引っ張って泣かせてしまったので、関わり方を伝える。

支援移行期(訪問5回目~)

支援方法の試行期に得た、子どもへの関わりで有効であったものについて、担当職員が実施できるようサポートする時期である。この時期には訪問支援員は子どもへ関わりすぎないようにし、担当職員と子どもの関わりを観察し、記録するようにする。
例)9:00にひまわり組へ行き、担当職員・Aくんと一緒に“あそぼポスター”を確認する。AくんがSちゃんを押してしまった時の様子を観察し、記録する。

職員・教室環境に対して間接支援を行う(直接支援後、1時間程度)

保育所等において職員や他児が子どもへの関わり方のコツをつかみ、他の場面でも応用できるようになること、そして子どもの自尊心と自発性が育つことを目的として、職員への助言と環境整備を行います。その際、訪問支援員が直接話ができる人数はどうしても限定されてしまうことから、そのほかの関係者・職員にも支援の方針やコツが周知されるよう、簡潔な資料も配布しています。

職員支援

上記の各時期において、訪問員が観察・関与した結果に基づき、フィードバックと助言を行います。その際、(直接観察から職員支援までに時間が取れる場合には)記録表や図など、資料は視覚化しておき、担当職員が他の職員とも共有できるようにします。

環境支援

課題となっている行動の生起に関係していると思われる環境要因について、担当職員や、必要に応じて保育所等の責任者と相談の上で見直しを行います。例えば、席の配置や遊びの内容、掲示物の内容、椅子の高さや硬さ、音や給食の内容などあらゆるものが環境要因として想定されるため、子どもの特性とともに職員に丁寧に伝え、理解を得ることに重点を置きます。

例)AくんはSちゃんに限って強く押してしまったり髪を引っ張ってしまっている事、そうした行動は自由遊び中に手持ち無沙汰になったときに怒りやすい事、Sちゃんは他児と比べてAくんからのちょっかいで泣くことが多い事、担当保育士がAくんを大きな声で叱った後、すぐに行動が繰り返されている事などを伝えます。

それに基づき、①自由遊び中にAくんが手持ち無沙汰にならないようにすること、②「あそぼう」と声をかける様子を絵にして掲示する事、③ちょっかいを出してしまったら、SちゃんからAくんを離して静かな声で適切な行動を伝える事などを伝えます。また、担当保育士がSちゃんに対して、「痛かったね、AくんはSちゃんと遊びたいんだね」と伝え、フォローしている事を取り上げてねぎいます。次回訪問までの教室での取り組みについてその場で作成し、担当職員に渡します。

保育所等訪問支援のご利用には、保護者からの申請が必要です。
ご相談・ご質問は、下記連絡先からお気軽にご連絡ください。

Tel:050-3734-5542

受付時間 月〜土曜日 9:00〜17:00