障害年金の受給申請を行う社労士事務所の違いを比較【東京編】

障害年金の受給申請を行う社労士事務所の違いを比較【東京編】

今回は、こんな方向けに記事を書きました。

  • 障害年金って検索すると社労士事務所の広告が出てくるけど、どんなところがあるの?
  • 精神障害の障害年金申請が得意な社労士事務所はどこ?
  • とにかく相談実績件数が多い所が安心
  • 女性社労士に絶対対応してもらいたい
  • 東京に住んでいて、障害年金申請を依頼する社労士事務所を探している

今回比較した社労士事務所は特徴がはっきりとしている所かつ東京にある事務所に絞りましたが、他の地域にも対応している事務所もありますし、検討している社労士事務所がどうなのか、判断基準にもなると思うのでぜひ読んでいっていただけたらなぁと思います。
この記事が人気でたら他の地域も記事にするかもしれません!

この記事の前提として
事務所が公表している内容から比較しているため、実情とは異なる可能性があります。ご利用の際は各事務所に詳細をお尋ねください。また、最近は人が集まりすぎて依頼の受付が一時停止となっている事務所もあるようです。

障害年金専門の社労士事務所ってこんなところ

費用はだいたい成果報酬

成果報酬は年金の2ヶ月分もしくは、初回振込額の10%のどちらか高い方、その他に診断書代など実費がかかるというのが相場です。

中には、請求に必要な書類のお金まで立て替え、不支給であれば請求無しという事務所もありました。障害年金の診断書は他の診断書よりも高いところが多く、1枚で5,000円以上するので嬉しいですね。だからといって成果報酬が高いというわけではないので良心的な感じがします。

逆に着手金まで発生するところもありました。ダメもとでも出したいという人もいると思うので着手金が必ずしも悪いとは言い切れませんが、Yahoo!知恵袋では、受給が決定するまで費用は一切かからないとしながらも事務手数料の中に様々な費用を詰め込まれ請求されてしまう事態に陥ってしまっている人もいましたので、やはり不誠実な事務所もあるようです。

事務手数料や着手金に関する項目は特に契約書をよく読んだり、質問をしないといけませんね。

相談実績件数の基準は同じ?

相談実績はメールの問い合わせなども含めるかなど、どの段階からカウントしているかわからないので、100件の違いはあまりあてにならない気がします。また全国から問い合わせを受付けているか、地域密着かで件数の稼ぎやすさは変わりますからね。

それでは、見ていきましょう!

東京中央障害年金相談センター

http://tokyo-shougainenkin.com/
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町 1-10-10 LXS401

  • 東京トップクラスの相談実績 年間300件
  • 女性社労士が全件対応
  • 事務手数料2万円(税別)+成果報酬
  • 土日祝日・夜間対応

「○○○障害年金相談センター」と名の付くところで、全国のネットワークグループに参加しているという事務所は、同じ制作会社がサイトを作っているのかデザインがどこも似たような感じですが、東京でしたら東京中央障害根金相談センターが良いなと思った理由は「女性社労士が全件対応」というところ。

難しい案件は病院に同行してもらう可能性があるので、医師とのコミュニケーションに特別慣れているという人でなければ、なんとなく女性の方がうまくいきそうな気がしませんか?
成果報酬の事務所ですが、事務手数料の2万円(税別)は成果にかかわらずかかります。

ライフメイツ社会保険労務士事務所

http://www.syougainenkin-soudan.jp/
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-9-6 竹内ビル 1階B号室

  • 日本年金機構に27年勤務していた相談員がサポート
  • 申請まで無料サポート
    請求に必要な診断書代や受信状況証明書代などの費用も全て立替負担。不支給の場合には診断書代や受信状況等証明書代を含め一切の費用負担は無し。
  • 医療機関との強力
    協力体制にある医療機関と連携
  • 二人体制での面談

費用は年金の2ヵ月分+診断書代(実費)+消費税 又は 初回振込額の10%+診断書代(実費)+消費税 のどちらか高い方となっています。

日本年金機構に27年勤務していたということですが、日本年金機構が設立されたのが2010年なので、社保庁時代からいた人ということですかね。

事務所で請求可能と判断されれば診断書代を立て替えてもらえるというのは嬉しいですが、不支給であれば書類代だけで5,000円以上赤字になってしまうわけですから、判断が慎重になりそうですよね。そこはやはり27年のキャリアで正確な判断を下してくれるんでしょうか。いずれにしても、最初に行く事務所としては良さそうということと、診療科が何かわかりませんが医療機関との連携は頼もしいように思います。

カメリア社会保険労務士事務所

http://camellia-sr.com/
〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル2階

  • 困難な案件も多く受任、圧倒的に高い受給率99%
    ⇒私が調べた中では一番の受給率でした。
  • 相談実績500件超
  • 営業時間外の夜間や土日も対応

費用は着手金3万円~。 成果報酬は下記①②のうち、いずれか高い金額 ① 年金額の2か月分(税別) ② 遡及された場合は①+初回振込額の12%(税別) ※報酬は事案により変わる

着手金が相場よりも高いですが、圧倒的な受給率から人気なようです。発達障害の障害年金依頼が殺到し、2018年9月8日時点では発達障害の新規依頼受付をしばらく中止するとHPにありました。発達障害の障害年金支給に導いた実績のある社労士事務所なので、発達障害者にとって受付再会が待ち遠しいですね。

みのり社会保険労務士事務所

https://utsu-nenkin.com/
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-5-11 富士ビル3階

  • うつ病など精神疾患を扱う社労士事務所
  • 製薬会社でMRとして10年の実務から医療に明るく、医師とのやりとりに慣れている
  • 不服申し立ても追加料金なしで対応
  • 更新時のアドバイスもずっと無料
  • 女性のみ女性スタッフを指名可能
  • 日本年金機構に長年勤務していたスタッフが在籍

費用は着手金0円で通常請求では年金額の2ヶ月分。診断書などの添付書類取得にかかる費用は自己負担となっています。

上記HPを見ると精神疾患のみを扱っているように思いますが、
労働基準監督署職員もしていたということで、労働トラブルに関しても扱っています。

http://www.minori-consulting.jp/

他の疾患に関しても手広くやられています。

http://www.minori-shogai.com/index.html

実際は「労働トラブル&障害年金専門社労士」ということみたいですね。
https://www.foresight.jp/sharoushi/interview/041/

障害年金ほっとライン 運営:日野社会保険労務士事務所

https://nenkin-utu.com/
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-49-7 池袋パークビル1F

  • 精神障害専門
  • 全国対応
  • 相談件数5000件以上

費用は着手金10,800円と成功報酬が年金の2ヶ月分となっています。着手金が発生する中では安い方ですね。

精神障害・発達障害のある方にはカメリア社会保険労務士事務所、みのり社会保険労務士事務所、障害年金ほっとらいんあたりが良さそうな感じですね。社労士事務所は口コミがほとんど無く実態がわからないので、まずはすぐに契約を結ぶのではなく話を聞いてみるくらいのスタンスが無難かもしれませんね。

精神障害者のお得情報カテゴリの最新記事