管理栄養士監修 なんて簡単!黒糖きなこくるみ

管理栄養士監修 なんて簡単!黒糖きなこくるみ

引き続き暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?

管理栄養士レシピシリーズ第3弾は、栄養満点の「お菓子」で攻めてみました。調理が苦手な人でも簡単に作れて、栄養があって、しかも市販のお菓子に負けないクセになるおいしさ。是非一緒に作ってみませんか?

材料3つで簡単に作れて、健康にも良くてとってもおいしい!

ひと手間かけますが難しくはありません。簡単に手に入る材料を使って直ぐに作れる、健康に良いレシピです。

材料はくるみときなこと黒糖の3つです。

くるみときなこは優れた健康材料

青魚に豊富に含まれているn-3系脂肪酸ですが、実はくるみにも豊富に含まれます。青魚が苦手な方でも、お菓子としてつまんでいただくうちにn-3系脂肪酸を気軽にとることができるレシピです。くるみに含まれるn-3系脂肪酸はα‐リノレン酸と呼ばれるものですが、ナッツ類の中では特に豊富に含まれており、血液をサラサラに血管もしなやかにする効果があります。そして、くるみには、これまでもご紹介してきたトリプトファンというアミノ酸が含まれており、精神を安定させるセロトニンを作る材料になります。

きなこには、栄養や酸素を体全体に行き渡らせる働きがあるレシチンや、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富で美肌効果があります。また、大豆イソフラボンやカルシウムは骨粗しょう症予防に、水溶性、不溶性食物繊維がともに含まれており便秘解消に効果があります。さらに、きなこに含まれるカリウム、利尿作用のあるサポニンやレシチンはむくみの解消へと導きます。

黒糖きなこくるみ

今回ご紹介するレシピは、黒糖を煮込んで黒蜜を作ります。くるみに黒蜜ときなこを絡めて作ります。

材料

使用する材料と分量は以下の通りです。

<材料>
①くるみ(無塩のもの) 40g(20粒ほど)
②黒糖 10g
③きなこ 5g
④塩 0.01g
⑤水 20g   

                                                     

作り方

では、実際に作ってみましょう。作業の順番に見てゆきます。調理道具としては、ボール、菜箸など撹拌するための道具、計量スプーンもしくは、はかりを使います。

1.材料を計量します

2.まず黒蜜を作ります。
鍋に黒砂糖、水を入れて中火に掛けます。
泡がふつふつと立ち、液体にとろみが出てきたら火を止めます。
(菜箸ですくって糸を引くようになったらOKです

3.くるみを入れて黒蜜とくるみをよく絡ませます

4.まんべんなく絡んだらきなこを入れてくるみと混ぜ合わせます

5.お皿に移したら完成です。


カリカリした食感やくるみの噛み応え、きなこの風味を感じていただけるのではないかと思います。

栄養計算は以下の通りです。

<黒蜜きなこナッツ栄養計算>
エネルギー 328kcal
タンパク質 7.8g
脂質 28.8g
炭水化物 15.1g
食塩 0.0g
n-3系脂肪酸 3.69mg
トリプトファン 110mg

ナッツ類はよく噛んで食べることが大切です。噛むことにはストレスを減らす作用があると言われているのですよ。また、ナッツ類はつい食べ過ぎてしまいがちなので、少しずつ手にとって食べる等すると良いですね。

まとめ

クルミは健康に良い食材としてTVや雑誌でも取り上げられることが多い食材です。ただし、ナッツ類は食べすぎると、太ったり、ニキビなどの肌荒れの原因になることがあります。食べ過ぎないように、おいしく頂いて綺麗で健康な体を目指しましょう!

健康レシピカテゴリの最新記事